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人身傷害補償特約の問題点

 人身傷害補償特約の問題点とは何か? 実は、人身傷害補償特約は保険会社間で支払い基準が若干違うのです。

例)交通事故で通院30日のAさんの場合(車対車の事故で過失はAさん0%、相手車100%)

 Aさんは事故で怪我をしてしまい、30日間の通院を余儀なくされました。幸い相手車Bさんは任意保険に加入しており、過失もBさんが100%の認定でしたので、治療費、慰謝料、休業損害、その他雑費等はすべてBさん加入の任意保険会社が支払いをしました。

 一見何の問題も、間違いも無い様に見えますね。しかし、上記したように人身傷害補償特約は実は保険会社間で支払い基準が若干違います。

 今回支払われたBさん加入の保険会社の基準では慰謝料は55000円だったとします。でもAさん本人が加入している保険会社の基準は60000円という事がありえるのです。

 上記の場合ですとAさんは、Bさん加入の保険会社からの支払いの他に、Aさん自身が加入している保険会社から差額の5000円の支払いを受ける権利があります(人身傷害補償特約は過失の有無で支払いの可否は変わりませんし、過失ゼロのケースならAさんが自身の加入保険会社から支払いを受けても翌年の自動車保険等級に影響はありません)

 もっと大きな事故の場合どうでしょう? 後遺障害が残るような事故だったら?

 当然差額は大きくなるでしょう。
 
  そしてAさんの後遺障害についてAさん加入の保険会社の後遺障害認定基準を満たしていたら....

 上記のような場合、本来であればAさんは自身が加入している保険会社から後遺障害保険金を受け取る権利があります。しかしAさん加入の保険会社がAさんの後遺障害を認識してなければ保険金を受け取らないままになってしまうことも有り得るのです。(一連の保険金未払い問題後は無いと思いますが)

 交通事故で怪我を負ってしまった場合、例え相手の過失が100%だったとしても自身が加入している保険会社に必ず相談しましょう。

 保険金を受け取る権利を放棄することはありません。だって、そのための保険ですから。

<分かりやすくするため、かなり大雑把に記述しております>



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